「どの美容室へ行ってもパーマがすぐとれてしまい困ってます」…… ご自身のお悩みを解決したいという一心でご来店されたM.Iさん。大学の建築学科を卒業後、住宅関連会社に入社。なれど「生涯とおして追求できる手に職を」という思い冷めやまず、建設関係の職人に転身したという異色の存在です。身長177cmで日焼けを含め存在感は強大!
大変健康的でハリのある直毛&日々の業務ではヘルメットの着用ということもあり、手ぐしでのスタイリング再現性を大切にしつつも手軽にスタイリッシュなフォルムをゲットしたい! そんなM.Iさんとビーム・ヘアサロン両者の思いがいっぱい詰まった「自然派カーリーマッシュ」。ちなみにパーマは前回のご来店(撮影の1ヶ月前)に施術してしています。その関係で、いつものように「Before / After」で仕上がりのスタイリングをお見せするだけでなく、施術1ヶ月後もパーマによる美しい毛束感をキープしている様子を「Before」でも掲載しております。是非ご注目ください! トレンド感を意識しつつも多くのお客様にフィットする、ビーム・ヘアサロンおすすめの「自然派マッシュ」です!
なおM.Iさんは高槻のご出身ですが仕事の関係で現在は岡山市に在住。1~3ヶ月ごとに帰省されるタイミングでご来店いただいています。M.Iさんだけでなく、転勤や就職で高槻(大阪)を離れても引き続きご来店されるお客様が多いことは嬉しい限りです。
Before / front・back
ご来店時。パーマについては今回の撮影1ヶ月前に施術しています(※自然な毛束感やウェーブ感については特に「Before / サイド」をご覧ください)。ご実家から自転車でお越しのためセットが少し乱れているものの、ゆるやかながらもしっかりスタイリングをキープできるナチュラルウェーブは施術後1ヶ月経っても健在です!
Before / side
ご来店ローテーションの都合もありパーマ施術からの撮影とは相成らなかったものの...... ご覧ください。前回のご来店から1ヶ月後でもゆるやかでナチュラルなウェーブ感はしっかりキープ! 自然な髪の流れを生かし、とても器用に手ぐしで毛束感を表現されているM.Iさんのセンスにも脱帽します。
そんなM.Iさんがご来店されるきっかけにもなったビーム・ヘアサロンのパーマ。施術前にお客様の髪質をしっかりチェックすることはもちろんのこと、こと毛束感の演出にかんしてはカットにも一工夫を入れています。続いてその秘けつをご紹介しましょう。
Razor cut
女性のショートボブやウルフカットなどで使われるカット技法のひとつとしてレザーカットがあります。ヘアーカット専用の特殊なカミソリを使い毛先を削ぎながらカットするため、毛量の多い男性においても「動き」と「ソフトな毛束感」が生まれ毛先にもしなやかさが。特にM.Iさんの髪質はもともと健康すぎる硬質な直毛。より自然でエアリーなパーマのウェーブ感を演出するためにも、積極的にレザーカットを取り入れています。
サイドとバックは丸みを大切にした厚めのツーブロックで刈り上げ感を極力減らしパーマとのバランスを考慮しています。セニング(すきバサミでのカット)にかんしては毛量調整程度にとどめ「重め」トレンド感を意識してみました。
After
これまでご登場いただいたモデルさん(すべて当サロンのお客様!)とは一線を画す、とても野性味にあふれる体躯(たいく)とまぶしいほどに日焼けした小麦色の肌が特徴的なM.Iさん。177cmと身長にも恵まれているだけに、誰もが想像しがちな「精悍さ」ではなく「爽やかさ」と「甘さ」でM.Iさんの新しい魅力を引き出してみました!
髪質をしっかり見極めたうえでのベストなパーマと、メンズのヘアカットではレアな技法となりつつあるレザーカットとの組み合わせ。これらが施術としての化学反応を起こしつつも、あくまで仕上がりは「自然派」であることを大切にしました。おかげさまで今回のスタイリングはビーム・ヘアサロン2代目にとって大変満足のいく出来となり、嬉しい限りです!
Front
トレンド感を積極的に取り入れたカーリーマッシュですが、前髪は重めに流すことで「男らしさ」と「インテリジェンス感」を醸し出しています。「カーリーマッシュ」という言葉のイメージよりも幅広い年齢層の方々にもフィットするスタイリングを意識してみましたが、いかがでしょうか。
「甘さ」を演出しつつも「大人の男としての色気」こそ、わたしたちバーバー(理容室)が得意とするヘアスタイリングのスパイス。是非とも長らく美容室通いをされている男性に味わっていただきたいテイストです。
Right side
今回のカーリーマッシュを最も特徴づける右サイド。いたずらにフロントへと流さずカーリーマッシュのフォルムそのものを活かす。それによりサイドパートが「やさしいエアリー感」に包まれます。こうした多面体のスタイリングを施すことでM.Iさんの新しい個性の創造を重ねていきます。
Left side
とかく日本におけるメンズのスタイリングで気になるのが、後頭部とハチ(頭頂部とサイドの間の出っぱった部分)。ハチとは俗に「鉢(ハチ)まきを巻く部分」をさしますが、レザーカットによるカーリーマッシュは気になるハチの出っぱりが「ふんわり感」のオブラートに包まれます。まさに「角が取れた」スタイリング!
Back
バックのスタイリングは敢えて「バーバー(理容室)らしさ」を、後頭部(!)ですが前面に押し出してみました。つむじや髪の毛の流れにまかせて「こなれ感」を出すのがマッシュスタイルでは主流なれど、こうしてバーバースタイルをプラスすることで、スーツや仕事着では特に凛々しさが映えます。
時代遅れな表現かもしれませんが「男は背中で語」ってほしいからこそ、バックはこのスタイリングにこだわってみました。
Shaving & Relax Time
15歳から23歳まで美容室派だったM.Iさん。でも「なんだか美容室でのひとときが物足りない」と感じてビーム・ヘアサロンのご常連様になった大きな要因のひとつこそが、顔剃り(シェービング)。なんでも泡だてたソープをシェービングブラシで肌に塗る瞬間「愛犬の舌で素肌を舐めまわされている感じ」なのだそうです!
M.Iさんならではの表現からリラックス感を味わってくださっていることを知るにつけ、理容師であることへの誇りと喜びが胸中にほとばしりました。
Shaving eyebrows & ear
美容室ではオプションメニューとされる眉毛のフォルムづくりも、ビーム・ヘアサロンではシェーブ付きのカットメニューに含まれます。お客様のヘアースタイルやお顔の雰囲気に合わせてのご提案はもちろんのことご要望にもお応えします。
お顔全体を優しく丁寧にシェービングいたします。使用するカミソリにつきましても衛生面において万全を期しておりますので、理容室の顔剃りに慣れておられない方は何卒ご安心ください。
Shavng from sideburns to nape
理容室(バーバー)の美学を象徴づける施術であり、男性が女性に対して重視する清潔感を印象づけるうえで欠かせない「うなじともみあげのフォルムバランス」。特にもみあげはカーリーマッシュにフィットさせるべくナチュラルなフォルムに仕上げています。
こうして首から上にくまなくカミソリを当てることで、肌の老化角質が取れスキンケア効果がアップ! さらには「ゆで卵の殻をとった後のツルツル感」(M.Iさんの名言:その2)もゲットできます!
Tips for styling
カーリーマッシュの「ふんわり感」を生み出すコツは大きく分けて三つのポイントがあります。一つ目は「トップの毛束を揉むようにつかみ内側からドライヤーを当てて立ち上げる」。二つ目は「サイドやフロントは何度も手ぐしを通しながらドライヤーを当てて手ぐしで落ち着かせる(ふんわり感を出すためにやり過ぎは禁物)」。三つ目は「やさしくシャンプーをするような指づかいで毛束感を意識して髪全体に動きを出す」。
三つ目のポイントではワックス(オススメは「ミニーレ ウイウイ」)でアレンジした後、より「自然派」を印象づけ理想のスタイリングをキープしたいなら「アリミノ スパイスシャワーフリーズ」の使用もオススメ。光沢感がほとんどなく目立たないのに「ふんわり感」と「キープ力」のどちらにも長けた優れもの。
上記商品以外にもお客様の髪質とスタイリングに合うヘアケア製品をアドバイスいたします。決して押し売りするようなことはいたしませんので、ご相談だけでもお気軽に!
From Staff
「大型犬に舐(な)められている感じ」(顔そり時)「ゆで卵の殻をキレイにとったときのスベスベ感」(顔そり後)と言った数々の名言で、終始、私たちを楽しませてくれたM.Iさん。なんと15歳から23歳頃までは理容室(散髪屋/床屋)派ではなく美容室派でした。
周囲には人気サロン(美容室)のインスタグラムをチェックする友人が多かったものの......テンプレート的な差しさわりない会話がどうも苦手で、おまけに顔ぞりもなく年々物足りなさを感じていたとのこと。
「どちらから来られたのですか?」「週末は何してますか?」といった誰にでも質問できる月並みな会話よりも、「最近●●に新しいラーメン屋がオープンしたよ!」「嬉しそうやね!何かええことあったん?」といった地域性のある話題や自身の感情に響く距離感の近さ。これこそがM.Iさんにとって最大級のリラクゼーションであり、高槻から岡山に転居してからも引き続きビーム・ヘアサロンをご愛顧いただいている証(あかし)なのだそうです。
このうえない最大級の賛辞をいただき大変嬉しく思うとともに、ご来店いただくすべてのお客様にM.Iさんのような思いを感じていただけるよう、今後も精進を続けてまいります。
追伸:この撮影の2ヶ月後に結婚式を控えているというM.Iさん。スタッフ一同、末永いご多幸を心よりお祈り申し上げます。
※写真をクリックしていただきますと拡大表示されます
Before / front・back
ご来店時。パーマについては今回の撮影1ヶ月前に施術しています(※自然な毛束感やウェーブ感については特に「Before / サイド」をご覧ください)。ご実家から自転車でお越しのためセットが少し乱れているものの、ゆるやかながらもしっかりスタイリングをキープできるナチュラルウェーブは施術後1ヶ月経っても健在です!
Before / side
ご来店ローテーションの都合もありパーマ施術からの撮影とは相成らなかったものの...... ご覧ください。前回のご来店から1ヶ月後でもゆるやかでナチュラルなウェーブ感はしっかりキープ! 自然な髪の流れを生かし、とても器用に手ぐしで毛束感を表現されているM.Iさんのセンスにも脱帽します。
そんなM.Iさんがご来店されるきっかけにもなったビーム・ヘアサロンのパーマ。施術前にお客様の髪質をしっかりチェックすることはもちろんのこと、こと毛束感の演出にかんしてはカットにも一工夫を入れています。続いてその秘けつをご紹介しましょう。
Razor cut
女性のショートボブやウルフカットなどで使われるカット技法のひとつとしてレザーカットがあります。ヘアーカット専用の特殊なカミソリを使い毛先を削ぎながらカットするため、毛量の多い男性においても「動き」と「ソフトな毛束感」が生まれ毛先にもしなやかさが。特にM.Iさんの髪質はもともと健康すぎる硬質な直毛。より自然でエアリーなパーマのウェーブ感を演出するためにも、積極的にレザーカットを取り入れています。
サイドとバックは丸みを大切にした厚めのツーブロックで刈り上げ感を極力減らしパーマとのバランスを考慮しています。セニング(すきバサミでのカット)にかんしては毛量調整程度にとどめ「重め」トレンド感を意識してみました。
After
これまでご登場いただいたモデルさん(すべて当サロンのお客様!)とは一線を画す、とても野性味にあふれる体躯(たいく)とまぶしいほどに日焼けした小麦色の肌が特徴的なM.Iさん。177cmと身長にも恵まれているだけに、誰もが想像しがちな「精悍さ」ではなく「爽やかさ」と「甘さ」でM.Iさんの新しい魅力を引き出してみました!
髪質をしっかり見極めたうえでのベストなパーマと、メンズのヘアカットではレアな技法となりつつあるレザーカットとの組み合わせ。これらが施術としての化学反応を起こしつつも、あくまで仕上がりは「自然派」であることを大切にしました。おかげさまで今回のスタイリングはビーム・ヘアサロン2代目にとって大変満足のいく出来となり、嬉しい限りです!
Front
トレンド感を積極的に取り入れたカーリーマッシュですが、前髪は重めに流すことで「男らしさ」と「インテリジェンス感」を醸し出しています。「カーリーマッシュ」という言葉のイメージよりも幅広い年齢層の方々にもフィットするスタイリングを意識してみましたが、いかがでしょうか。
「甘さ」を演出しつつも「大人の男としての色気」こそ、わたしたちバーバー(理容室)が得意とするヘアスタイリングのスパイス。是非とも長らく美容室通いをされている男性に味わっていただきたいテイストです。
Right side
今回のカーリーマッシュを最も特徴づける右サイド。いたずらにフロントへと流さずカーリーマッシュのフォルムそのものを活かす。それによりサイドパートが「やさしいエアリー感」に包まれます。こうした多面体のスタイリングを施すことでM.Iさんの新しい個性の創造を重ねていきます。
Left side
とかく日本におけるメンズのスタイリングで気になるのが、後頭部とハチ(頭頂部とサイドの間の出っぱった部分)。ハチとは俗に「鉢(ハチ)まきを巻く部分」をさしますが、レザーカットによるカーリーマッシュは気になるハチの出っぱりが「ふんわり感」のオブラートに包まれます。まさに「角が取れた」スタイリング!
Back
バックのスタイリングは敢えて「バーバー(理容室)らしさ」を、後頭部(!)ですが前面に押し出してみました。つむじや髪の毛の流れにまかせて「こなれ感」を出すのがマッシュスタイルでは主流なれど、こうしてバーバースタイルをプラスすることで、スーツや仕事着では特に凛々しさが映えます。
時代遅れな表現かもしれませんが「男は背中で語」ってほしいからこそ、バックはこのスタイリングにこだわってみました。
Shaving & Relax Time
15歳から23歳まで美容室派だったM.Iさん。でも「なんだか美容室でのひとときが物足りない」と感じてビーム・ヘアサロンのご常連様になった大きな要因のひとつこそが、顔剃り(シェービング)。なんでも泡だてたソープをシェービングブラシで肌に塗る瞬間「愛犬の舌で素肌を舐めまわされている感じ」なのだそうです!
M.Iさんならではの表現からリラックス感を味わってくださっていることを知るにつけ、理容師であることへの誇りと喜びが胸中にほとばしりました。
Shaving eyebrows & ear
美容室ではオプションメニューとされる眉毛のフォルムづくりも、ビーム・ヘアサロンではシェーブ付きのカットメニューに含まれます。お客様のヘアースタイルやお顔の雰囲気に合わせてのご提案はもちろんのことご要望にもお応えします。
お顔全体を優しく丁寧にシェービングいたします。使用するカミソリにつきましても衛生面において万全を期しておりますので、理容室の顔剃りに慣れておられない方は何卒ご安心ください。
Shavng from sideburns to nape
理容室(バーバー)の美学を象徴づける施術であり、男性が女性に対して重視する清潔感を印象づけるうえで欠かせない「うなじともみあげのフォルムバランス」。特にもみあげはカーリーマッシュにフィットさせるべくナチュラルなフォルムに仕上げています。
こうして首から上にくまなくカミソリを当てることで、肌の老化角質が取れスキンケア効果がアップ! さらには「ゆで卵の殻をとった後のツルツル感」(M.Iさんの名言:その2)もゲットできます!
Tips for styling
カーリーマッシュの「ふんわり感」を生み出すコツは大きく分けて三つのポイントがあります。一つ目は「トップの毛束を揉むようにつかみ内側からドライヤーを当てて立ち上げる」。二つ目は「サイドやフロントは何度も手ぐしを通しながらドライヤーを当てて手ぐしで落ち着かせる(ふんわり感を出すためにやり過ぎは禁物)」。三つ目は「やさしくシャンプーをするような指づかいで毛束感を意識して髪全体に動きを出す」。
三つ目のポイントではワックス(オススメは「ミニーレ ウイウイ」)でアレンジした後、より「自然派」を印象づけ理想のスタイリングをキープしたいなら「アリミノ スパイスシャワーフリーズ」の使用もオススメ。光沢感がほとんどなく目立たないのに「ふんわり感」と「キープ力」のどちらにも長けた優れもの。
上記商品以外にもお客様の髪質とスタイリングに合うヘアケア製品をアドバイスいたします。決して押し売りするようなことはいたしませんので、ご相談だけでもお気軽に!
From Staff
「大型犬に舐(な)められている感じ」(顔そり時)「ゆで卵の殻をキレイにとったときのスベスベ感」(顔そり後)と言った数々の名言で、終始、私たちを楽しませてくれたM.Iさん。なんと15歳から23歳頃までは理容室(散髪屋/床屋)派ではなく美容室派でした。
周囲には人気サロン(美容室)のインスタグラムをチェックする友人が多かったものの......テンプレート的な差しさわりない会話がどうも苦手で、おまけに顔ぞりもなく年々物足りなさを感じていたとのこと。
「どちらから来られたのですか?」「週末は何してますか?」といった誰にでも質問できる月並みな会話よりも、「最近●●に新しいラーメン屋がオープンしたよ!」「嬉しそうやね!何かええことあったん?」といった地域性のある話題や自身の感情に響く距離感の近さ。これこそがM.Iさんにとって最大級のリラクゼーションであり、高槻から岡山に転居してからも引き続きビーム・ヘアサロンをご愛顧いただいている証(あかし)なのだそうです。
このうえない最大級の賛辞をいただき大変嬉しく思うとともに、ご来店いただくすべてのお客様にM.Iさんのような思いを感じていただけるよう、今後も精進を続けてまいります。
追伸:この撮影の2ヶ月後に結婚式を控えているというM.Iさん。スタッフ一同、末永いご多幸を心よりお祈り申し上げます。
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